* 今日は一日お仕事でした。でもって夕方、東京帰・・・何かジャンが凄い事になってルー!?Σ( ̄ロ ̄;)
*
猪名川「うわ」
まるち「はわ(^^;」
あずさ「・・・うわぁ(−−」
へむ2「わーお。キング・オブ・雑魚の沢田君をはじめ、脇役ズが凄い事にー」
猪名川「つーか。何か悪いもんでも食ったんか、あいつら」
あずさ「悪い物って言うか。悪影響受けたんでしょ、ジャンに(−−」
へむ2「ああ、なるほどな。それは十分ありえるかもー。なんせ、ジャンだしな」
猪名川「凄い意見やけど、それで納得出来てまうあたりが何つーか。しかしやなー、伝統のにーちゃんはさておき、キング・オブ・雑魚のあの手は、どないなっとんねん?」
へむ2「うむ。それについてはおにーさん、実は一つ恐ろしい仮説を立ててみた」
猪名川「恐ろしい? つーと?」
へむ2「あの手は実はサイボーグ技術のたまもの。そういうぶっとんだ世界観を提供して、読者がそれに馴染んだ所で満を持して例のエンディングの続き、発動。とゆー」
まるち「は、はわっ!?(^^;」
猪名川「例のエンディングぅ? て、あの、単行本にだけ収録された?」
あずさ「・・・あれ?(−−」
へむ2「あれ」
あずさ「・・・・・・(−− 嫌な仮説ねぇ。それは」
猪名川「まったくやな。しかし、『あり得へん』と断言出来へんあたりが何つーか」
へむ2「ねぇ。いや、自分で言うといてなんじゃけどさ、ホントにそんな展開になったらどうしよう?」
まるち「はぁ(^^;;; ど、どういたしましょうか〜」
あずさ「まあ、そうならない様に祈っときなさい(−− て言うか、多分ならないし」
へむ2「だといいんですけどねぇ。あ、後、巨乳メイドが実は腕力馬鹿である事が判明して、俺的好感度あーっぷ。今週は何かと、見るべき所の多い回でしたにゃー」
* ちなみに、脇役の料理人だけじゃなくて大谷日堂も変でした。<今回の『鉄鍋のジャンR』>つーか大谷、おまいもおまいで何なんだ、その手は(笑)
-
* にゅ。
* ま、でも、それはさておき。帰りのお供は松尾由美、『バルーン・タウンの殺人』で。人工子宮が普及した世界で、『それでもあえて自分のお腹で子供を育てる事を選んだ妊婦』達だけが住む町、バルーン・タウンを舞台に起こる事件のお話。短編集で、全五編。
*
へむ2「ふむ、なかなか面白く。『妊娠・出産に関する知識が無いと謎が解けない』つーんはやや、ですが・・・でもまあ、よく考えたら名探偵ってのは基本雑学大将な訳で。珍妙な知識で謎解決、なんつーのは黄金パターンの一つでありますからなあ」
猪名川「珍妙て。いやまあ、確かに歴史や地理や、そないな知識でクリア、つーんはそれなりに見た事ある気はするけど」
へむ2「うむ。だからまあ、妊娠がメインなのは設定をうまく使ってもいる訳で、構いますまい。個人的には、それよりも作品の底にドロドロと流れている物が社会派チックでイヤン、と、そっちの方を主張してぇ。あ、ただいま」
ぴーす「お帰りなさいませー。えっと、社会派? ですか?」
へむ2「社会派だ。何つかなー、一見ほのぼのした世界を提示しときながら、妙にいびつだったり政治的抗争が入ってきたりするあたりが。お兄ちゃん、そういうのに興味無いんじゃけどなー」
まるち「はぁ(^^;」
あずさ「まあ、いつも通りの結論よね(−− はいはい、分かったからじゃあ、話おしまいね」
へむ2「あ、いや最後に。一つだけ」
あずさ「何よ?(−−」
へむ2「やー、最初設定見た瞬間に思ったんじゃけどさー。こーゆー街があって、で、出産する人がほとんど全部集まってるって、産科医療的にはすごい理想郷だなー、と。現実世界でもこれが出来ればねぇ」
猪名川「・・・て、あら。珍しゅう、まともな事を」
へむ2「まるで俺がいつもまともじゃない事ばっかり言ってる様な印象操作はやめていただきたい。まあ冗談抜きでですな、妊婦が一ヶ所に集中してくれれば産科医師も一ヶ所に集中出来る訳で。それが出来れば、現状起こってる大抵の問題は解決するのよ。実際」
ぴーす「はぁ、なるほどー。そうですね、それは確かに、はい」
へむ2「作者の人がこーゆー世界を肯定して書いてるのか否定して書いてるのかは知らんけど。後、この世界にはこの世界でもちろん色々問題抱えてるんじゃろうけど。でも、それでもやっぱり羨ましいと思うよ、この世界」
* と、とてもミステリの感想とは思えない感想を述べた所で、今日はここまでお休みなさい。明日は祝日だぜ、いえっふー。