* 朝。
* 眠いながらもお出かけごー。今週のヤンマガー。
*
へむ2「ぬう。カイジ君ってば、この期に及んでまだ仲間を信じたいとか思ってやがりますな」
猪名川「あかんなあ。今までさんざ裏切られとんのに、なんで信じよ思うかなー」
へむ2「人を信じるのは破滅の第一歩なのにねぇ。まったく、いつになったら学ぶのやら」
あずさ「・・・冷静に聞いたらとんでもない会話してるわねぇ。あの二人」
はつね「あ、あはは(^^; そうだね」
へむ2「いや、でもギャンブルで人信じちゃいかんよ、絶対。『他人は常にイカサマしてる』前提で動かんと」
* さて、最終的にはどー転びますやら。ここで信じたらもう本気で完全アウト、だと思うんですけどねぇ。
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* 昼。
* お仕事ー。
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* 夕方。
* とっとと帰宅。今日の移動のお供は霧舎巧の『マリオネット園』。
*
へむ2「うむ。前3冊と比べて遙かにつまんないですな、これ」
まるち「はわ(^^;」
はつね「わ(^^; お、お兄ちゃん〜」
かえで「・・・一刀両断、ですね」
へむ2「や、だってさあ。これ、犯人の行動が途中で破綻しない為にはかなりありえないレベルでの『偶然』が必要だし。後、各キャラのタイムテーブル書いてみ? 途中、あっちこっちで矛盾しまくってる所があるから」
まるち「はぁ(^^; そ、そうなんですか?」
へむ2「うむ。で、だ。これが一番大事な事なんじゃけどな、今回事件の現場は作中で『こっそり何でも出来ただろう』とか言われるよーな場所な訳で。つまり、ものごっつ簡単に言うとここで人を殺すのにトリックは必要無い。犯人は簡単に人殺せる武器も持ってたんじゃから、素直にそれで殺して回れば済む訳よ」
はつね「え(^^; あ、そ、そうなんだ?」
へむ2「そうなのよ。あえて断言させてもらうけどな、この舞台。ここで人殺しても、1月はまずバレんぞ? 下手したら1年以上放置かも」
まるち「はぁ(^^;;;」
猪名川「んー。でもやー、それは単に、犯人が『もしかしたら』て考えた、とかいうだけちゃうの?」
へむ2「あほう。だからっておめ、そこで『まったくの赤の他人呼び込んでさっさと死体発見させる』必要なんかどこにも無ぇだろ。速攻見つかりゃ死亡推定時刻だって正確になって、網狭まるんじゃし」
猪名川「・・・む。そらまあ、確かにそやけど」
へむ2「まあそりゃ、推理小説じゃから? トリックなりロジックなりが綺麗に決まってりゃ、他の事には目ぇつぶってもいいんじゃけどさー。でも、さっきも言った通りタイムテーブル書いてみるとかなり無理がある。これじゃあ、ちょっとなあ・・・」
猪名川「・・・むう」
* いや真面目な話。作中の証拠と推理、それに合わせて各キャラの行動を丹念に追っていくと、矛盾点がばんばん出てくるのですがー。いくつかはそりゃまあ、単なるイージーミスなんだろなーって思うんですが・・・でもどうなのよ、これって。
*
へむ2「で、だ。勢いついでに言わせてもらうけど、この主人公。思慮が浅すぎやせんかね? いくらなんでも」
猪名川「うわ。そっちにまで話行くか」
へむ2「行く。だっておめ、この小僧、ほんの数ヶ月前に起こった殺人事件をフル実名で小説化して、あわよくば出版をー、とかぬかしやがるんだぞ? 残された人間がそれ読んでどう思うか、とか、その結果どんな騒ぎが起こるか、とか、少しでも想像しやがらんのだぞ?」
あずさ「それは・・・確かに、かなり無神経ねぇ」
へむ2「せめて数年時間を置くなり、根性いれて名前置き換えるなりしろよ。おまけに『他の人には内緒だよ?』て言われてる、仲間の一人が持ってる超能力。それもストレートにそのまま書いてやがるし。ダメだろ、それ」
猪名川「むう。その辺も確かに、なあ。ただのインチキ占い師にしてまうなりなんなり、手ぇはあった筈やし」
へむ2「他にも色々あんだけどよ、とにかく奴の思考形態は限りなく不快だ。形だけ推理小説の型なぞりゃあいいってもんじゃないぞ、おい」
* とりあえず俺内部では、今後奴をキングオブ浅慮と呼ぶ事に決定。まあもっとも、この先この作者のを買うか? と言われると買わん気ぃがするんで、あんまし意味は無いのですが。
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* 夜。
* で、ふにふに部屋の掃除もして。あい、今日はここまでー。
*
へむ2「そして最後に一言。
それは
えっちぃとは言わん。断じて! 断じて!!」
はつね「あ、あは、あはははは(^^;」
へむ2「うぉにょれー。ものごっつ綺麗にハズしてくれおってー。くれおってー!」
まるち「はわわわわ(^^; ご、ご主人様〜。お、落ち着いてください〜」
へむ2「へ? あ、ホントだ。て、1/27ぁ? ありゃま、イベントで『あったかくなる前』って言ってたから、もっと後だと思ってたよ」
猪名川「ん。それはあれや、つまりもう一月延期が」
あずさ「いや、それを計算に入れるのはやめときなさい。一応(−−」
へむ2「うにゅ。まあ・・・1月に出る分には、問答無用で買えるからいーんじゃけど。しかし、2月がえっらいキツくなってきたなあ」
* とか悩みつつ。であお休みなさい、ぐぅ。