* 今日は土曜日。でもお仕事。
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へむ2「ちう訳で行ってきますぜー。うちの事ぁ、よろしく」
まるち「はい〜、行ってらっしゃいませ〜(^^) お帰りは、夜のいつものお時間ですか?」
へむ2「うん、多分ね。じゃ、いてきまー」
* て事でお出かけごー。移動中には鮎川哲也、『下り“はつかり”』を読了。一部ミステリじゃ無ぇ話が混じってるあたりが個人的にはちとアレですが、全体としては満足。ういうい、ごちそーさまでした☆
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* さて。
*
へむ2「で、だな。今日の仕事が終わった訳だが」
ぴーす「は、はい」
へむ2「うんうん。ここで状況を整理してみような。まず、行きの飛行機が約30分遅れやがった」
ぴーす「はい。で、でしたね」
へむ2「そして仕事自体も予定以上に時間を食った。おーけーおーけー、まあいいだろう、それ自体は。だが問題は、そこから導かれる結論だ」
ぴーす「・・・はいー」
へむ2「つまりだな。
夕方のひこーきどころか電車にさえ間に合わなかった訳だコンチクショウ。それを端的かつ的確な表現で言い直すと、
超役立たずだなこの腐れANA、となるな」
ぴーす「・・・ええっと。確かに、あの、定刻通りでしたら、電車の方には間に合った訳ですから。お気持ちは、あの、分かりますけどー」
へむ2「ちうっか訴えれんものか、これって。奴のせいでこちとら貴重な土曜の夜を無駄に過ごさんといかんくなったんじゃけど」
ぴーす「いえ、あの、ですから。お仕事自体も、延長なさった訳ですし」
へむ2「えいくそ。唯一の救いは久しぶりに夜行寝台に乗れる事になった事か? とは言え、B寝台の個室ソロじゃなー」
ぴーす「・・・あぅ。ま、また、あの、聞いておられませんね?」
へむ2「これが西村京太郎の世界なら途中で殺人の一つも起ころーに(ぶつぶつ) 現実世界ではそうもいかんから推理小説でも読んで時間を潰すしかありませんよセニョリータ。ねぇ?」
ぴーす「・・・・・・」
へむ2「ねぇ?」
ぴーす「・・・はいー。そうですね、どうぞ、あの、お読みになってくださいー」
へむ2「あ、ちなみに。全部読み終わったら暴れるから。改めて」
ぴーす「はいぃっ!? あああ、暴れないでくださいーーーーっ!!」
へむ2「とは言われてもなあ。えー、現在手元にあるのは島田荘司の『寝台特急「はやぶさ」1/60秒の壁』、麻耶雄嵩の『痾』、西澤保彦の『殺意の集う夜』、と、そんだけだ。これだけじゃあ、一晩は保たないだろう?」
ぴーす「そ、そうですけど! でも、あの、そういう時は、どうぞ、お休みになられてくださいーーーっ!!」
へむ2「・・・むう。とか言われてもにゃー。」
ぴーす「あの、明日もお出かけなんですし! どうぞ、あの、お早めにお休みください!!」
へむ2「にゅう。まあ確かに、徹夜だと明日がキツいからなあ。寝れる様なら寝ようかと思うけど・・・でもなあ。寝台特急なあ、微妙に寝にくいっつーか何つーか」
ぴーす「そそそ、そこをなんとか!!」
へむ2「うぬう。分かった、寝れる様なら寝るとしよう。でもまあ、とりあえず一冊は推理小説、読んでからね。ちょーど幸い、寝台特急ネタの『はやぶさ』が手元にありますしねー」
* とゆー訳で、今晩はこれから夜行寝台。なので今日の日記も、ここまでー。どーせ寝台の中からじゃあ、ほとんど電波が届きませんからにゃあ。