* 今日はお休みー。
*
へむ２「にゃ〜・・・」
はつね「わ（＾＾； な、なんだかいつにも増して眠そうだね、お兄ちゃん」
へむ２「やー。夜中の、あー坊へのミルクやりやなんだかんだでな。三時間おきくらいに起こされたんで、ちょっとうにゃうにゃ。まあでもアレだー。うちの嫁よか、まだマシよ」
まるち「そうですね（＾＾； 奥様、あの、一時間くらいしかお休みになられてませんし〜」
かえで「・・・一、時間？ それは、ちょっと」
へむ２「うむ、正直あれでは身体が保つまい。とゆー訳で今日はあー坊、居間で寝かせる事にした。俺が明け方まで付き添って、その間嫁を休ませる」
カニ子「おおー（ぱちぱち） なんだか、立派な旦那さんっぽい事してるカニー」
へむ２「『ぽい』って何だ、失礼な・・・て、いや。それよりちょっとマテ。お前今、どうやって拍手した？ その甲殻な手で」
カニ子「それは企業秘密カニ。しゅひぎむがあるから言えないカニよ」
へむ２「守秘義務て。つーかどこの企業の秘密だ、一体」
カニ子「それも秘密カニ」
へむ２「・・・そうか。いや、まあ、そう言うなら深くは聞かんが」
あずさ「て言うか、話が横道に逸れてるわよ（−− さっさと元に戻しなさい」
へむ２「おっと。まあそーゆー訳でな。同じ部屋で寝かしてると、どうしても嫁が休めないっつーか何つーか」
ぴーす「そうですねー。お坊ちゃまがお泣きになられると、奥様、すぐお起きになられますしー」
へむ２「うん。俺なんぞはかなり泣くまで爽やかに寝てるんだけどな。その辺がやはり、母親故、とゆー物なのだろう」
あずさ「・・・いや。それはアンタが鈍感って言うか、物事気にしなさすぎなだけじゃあ（−−」
へむ２「とか言われても。そもそも、寝てる時の俺に期待されても困る訳だが」
あずさ「・・・・・・（−−」
はつね「あ、あははははは（＾＾； えっと、とにかくお兄ちゃん。じゃあ、あっくん今晩はこっちなんだね？」
へむ２「うん。多分今晩だけじゃあ済まんと思うけど」
はつね「じゃあじゃあ、私もこっちで寝ていいかな？（＾＾）」
かえで「・・・私、も。是非」
カニ子「あ、はいはい！ そういう事なら、私も一緒に寝たいカニ！！」
へむ２「ほえ？ えーと、いや。ちょっと待ちたまい。なんかこー、勘違いが無いかね？」
はつね「え？」
かえで「・・・勘、違い？」
カニ子「て、何カニ？」
へむ２「うむ。そもそも、俺は寝る気が無い訳だが。今晩」
かえで「・・・え」
はつね「え？（＾＾；」
ぴーす「え。も、もしかして、徹夜なさるんですか！？」
へむ２「だーってさっきも言ったけど、俺、寝たら起きないぞ？ だったら、起きてるべきだろう。どう考えても」
あずさ「・・・て、コラ（−−メ」
へむ２「いーじゃんさー、どーせ明日もお休みなんだしー。俺が朝まで起きてて、で、嫁が起きてきた所でバトンタッチばたんきゅー。昼まで寝て起きてくる、で何か問題あるのかよー」
はつね「も、問題は、な、無いかもしれないけど〜（＾＾；」
かえで「・・・お身体の、方が」
へむ２「へーきへーき。そもそも、明け方まで起きてるのってよくある事だし」
ぴーす「はぁ。それは・・・確かに、そうですけど」
あずさ「それが『よくある事』な時点ですごく問題があるでしょが（−−メ ほんっとに、もう・・・」
へむ２「中途半端に寝て起きるくらいならずっと起きてる方が楽だってよ。とゆー訳で、夜付き合いたい人は順番に一人ずつ、一晩一人な。無理すると保たないぞ？」
あずさ「その言葉はそっくりそのまま返す（−− けど・・・やめる気は無いのね？ いくら言っても」
へむ２「うん。つーか真面目に、夜明けから昼まで寝れるんなら俺ぁ別に全然問題無いし。それで嫁が休めるんなら安いもんじゃよー」
あずさ「・・・ふぅ（−− 分かった、好きにしなさい。どうせ来週はアンタ、夏休みなんだしね」
へむ２「それもある。数少ない連続休暇なんで、有効に活用せんとなあ」
はつね「か、活用・・・なのかなあ（＾＾；」
かえで「・・・活用、は、活用。だと、思うけど」
へむ２「ま、とにかく。今晩はまるちに付き合ってもらう事にもう決めてるんで、他のみんなは明日以降な。順番は、適当に決めといてくれい」
はつね「え？ あ、もう決めてあったんだ？（＾＾；」
まるち「はい〜（＾＾； あの、つい先ほど、お話をお聞きしまして〜」
かえで「・・・ずるい」
まるち「はわ（＾＾；；； す、す、すみません〜」
へむ２「ああ、いやいや。ごめんな、かえでちゃん。でも、やっぱ最初はまるちの方が、俺が楽なんだ。色々と」
かえで「・・・・・・」
へむ２「ごめん」
かえで「・・・いえ。すみません、でした」
はつね「えっと（＾＾； じゃあ、明日はお姉ちゃんが一緒、がいいのかな。やっぱり」
かえで「・・・・・・（ふるふる） じゃんけん、で決めましょう。公平に」
はつね「あ、う、うん（＾＾； お姉ちゃんがそれでいいんなら〜」
かえで「・・・いい。じゃあ、じゃん、けん」
カニ子「ぽん！」
ぴーす「あ」
はつね「あ（＾＾；」
かえで「・・・あ」
カニ子「はぅっ！？ し、しまったカニ！！ じゃじゃじゃ、じゃんけんは駄目カニ！！」
へむ２「て、やっちゃった後で言っても遅ぇだろ、カニ子。そゆのはやる前に言わんと」
カニ子「お、思わずやっちゃったカニよ！！ て言うか、すっかり忘れてたカニ！！」
ぴーす「・・・カニさん、ですもんねぇ」
はつね「カニさん、だもんねぇ（＾＾；」
かえで「・・・わざと、じゃ無いんです。私も、忘れてて」
あずさ「て言うか（−− せめて、グーを出してれば引き分けだったのに」
へむ２「迷わずチョキ出すんだもんなあ。そりゃあお前が悪いよ、カニ子」
カニ子「うう〜〜・・・失敗したカニー。一生の不覚カニー（しくしく）」
へむ２「ま、諦めれ。て事でカニ子は四番。で、後は？」
はつね「あ、うん（＾＾； じゃあ、じゃんけん」
ぴーす「ぽん！」
カニ子「・・・あいこで」
ぴーす「しょ！ あ」
へむ２「はいぴーす負けー。三番なー」
ぴーす「・・・はいー。わ、私の予測システムも、まだまだですー」
へむ２「勘ピューターでも搭載しなされ。で・・・と、あ。もう終わってる？」
はつね「うん（＾＾） 私、一番〜」
かえで「・・・二番、です」
へむ２「おけ。では明日以降は、そんな感じでー」
* と、ゆー訳で。今日は徹夜でのんびりと。ここしばらく滞ってるスクリプト打ちをしながら、夏の夜長を我が子と一緒にぴーひゃらら。
*
へむ２「まあ、基本的にいっぺん寝たらお腹空くまで起きない子なので？ 楽っちゃあ楽なんじゃけど・・・」
まるち「一度お起きになられると、今度はなかなかお休みになられませんね、あきとさん（＾＾；」
へむ２「まあ、今日も昼間に熟睡してたからなあ。この子」
まるち「はい〜（＾＾； 本当は、あの、夜お休みになられた方が良いと思うんですけど〜」
へむ２「夜型なのかねぇ。ああ、よしよし。いい子だから、寝ようなー」
* まあ、起きてても？ 抱っこしてやりゃあぐずる事は無いんで、やっぱり楽な方の子だと思うのですが。＜我が子＞でも、もーちょっと夜に寝る様にしようなー。こんな時期から夜更かしさんしてると、将来大変だぞー？（笑）
*
へむ２「ねぇ？」
まるち「はぁ（＾＾； あの、はい。ですけど、あの、まだお身体の方のリズムが出来ておられない頃ですから〜。今後の、あの、努力で、はい」
へむ２「ちゃんと朝型になる可能性はある、と？」
まるち「はい〜（＾＾；」
へむ２「ふむ。まあ、そうだねぇ。そうなると信じて、んじゃ今日はここまで。あー坊も再び寝たし、俺もぼちぼち寝るわ。まるちも、もう休みなさいね」
まるち「あ、はい。お休みなさいませ〜（＾＾） 私も、あの、もう少しいたしましたら〜」
へむ２「や、いいから休みなさいって。この時間に寝たら、さすがにあー坊が次起きるの、みんなが起きた後じゃよ？」
まるち「はぁ（＾＾； あの、はい。ですけど、いくつか、あの、少しだけ、後片付けもございますし〜」
へむ２「そーお？ まあそりゃ、少しなら別に構わんけど。でもホント、早く寝なさいよ？」
まるち「はい〜（＾＾） ご主人様も、どうぞ、ごゆっくりお休みくださいませ〜」
* であ。お休みなさい、ぐぅ。
