* 朝。
* ひこーき乗って、東京帰還。移動のお供は松尾由美、『バルーン・タウンの手品師』で。
*
へむ２「・・・ああ、なる。『妊婦しか住めない街』に、子供出産して街出ちゃった探偵役がどう絡むんだろー？ と、不思議に思ってたんじゃけど。第二子出産で戻ってくるのね」
まるち「あ（＾＾） なるほど〜。そういう事でしたら、はい。全然問題ございませんね」
へむ２「うむ。ただまあ・・・第一子出産から二ヶ月で再妊娠。頑張りすぎだよおねーちゃん、とゆー気もせんではないな。こりわ」
まるち「は、はわ？（＾＾；」
へむ２「いや。ちょっと前までの多産時代ならよくあった事で、決して無理でも無茶でもないんじゃけど。でもこのご時世なんじゃけもーちょっと自分の身体ぁ労った方がいいんじゃないかね未婚の母。と、他人事ながら心配になるおにーさんであった。まる」
まるち「はぁ（＾＾；；；」
へむ２「後は・・・ふむ。『この街ならでは！』つートリックが今回少ないんが、残念な所かのう。せっかくの設定なんじゃから、もーちょい活かしていただきたかったー」
* で、今回は四編収録な短編集な訳ですが。いっとう出来良く感じたんは、『オリエント急行十五時四十分の謎』ですかねぇ。ただこれ、某古典推理小説の微妙なネタバレを含むんで人には勧めにくいあたりがちと困りものでございます。うにゅう。
-
* 昼。
* 帰宅ー。
*
へむ２「ただいまー」
ぴーす「あ、お帰りなさいませー」
あずさ「・・・・・・（−−」
へむ２「（くるり）行ってきまーす」
あずさ「待ちなさい（−−メ て言うか、待たないと殴る」
へむ２「うにゃ。えー・・・何デショウカ？ あずさサン？」
あずさ「言わなくても分かってるでしょ（−− 何、このカメラ三台」
へむ２「何と言われても、そりゃカメラですが」
あずさ「・・・・・・（−−メ」
へむ２「・・・えーと。あの、あずささん？ 一応最後まで、俺の説明を聞いてくれる、と、約束していただけますかな？ まずは」
あずさ「・・・いいでしょう（−− 言ってみなさい」
へむ２「うむ。まず最初に落札したこの
FG-20ですが。これは愛称
ライトニコン！ 小ささ、軽さがウリの
EM、愛称リトルニコンの正統後継機種でしてナ。この小ささが、実に良いと思うおにーさんなのですよ」
まるち「はわ（＾＾； は、はぁ」
へむ２「そして次に落札したのがこの
FE、通称
シンプルニコン！ 写真撮影に必要な機能を過不足無くぎゅっと詰め込んだカメラで、一見地味だけどその実力は侮れない。
Nikonの生んだ名機の一つと言えましょう」
まるち「はぁ（＾＾；；；」
ぴーす「・・・ええっと〜」
へむ２「そして三台目は
EL。これは壊れ
ELの代わりなんでまあ、ねぇ。ただ、これもガチャガチャ時代の名機だよね、やっぱり」
まるち「はぁ（＾＾； そ、そうなんですか〜」
へむ２「残念なのは、
ELには愛称が付いてない事か。発売時期が全然違うからしょうがないとは言え、どーせだったら全部愛称付きの方が。いや、惜しい」
ぴーす「はぁ。えっと・・・ですから、あの」
へむ２「にゅ？」
ぴーす「あの。あずささんがお聞きになっているのは、そういう事では無いのではないかと〜」
へむ２「おおっと、それは素人のあかさたな。ここまでの話は、本題に入る為に必要な前フリって奴ですよ」
あずさ「・・・ほぉ（−− それは良かったわね。ここで終わってたら、即座に一発入れてたわよ」
へむ２「・・・文明人としてそれはどうなのですか、レィディ。いや、とにかくですね。今言うた様に三機種それぞれ特徴がある訳ですよ、このカメラ達ゃ。だからね？」
あずさ「だから？（−−」
へむ２「うむ。どれ使った物か悩むよなあ、はっはっは。やー、幸せな悩みダネ☆ とゆー」
あずさ「誰がそんな事を聞いてるかっ！(｀皿´メ なんで！ 無駄に！ 三台も！ カメラ落札すんのよこのろくでなし！ って言ってんのよ、私は！！」
へむ２「ごめんなさいｍ（＿ ＿）ｍ いや、真面目な話するとねぇ。落とせるって思わなかったんだわ。
FG-20にしろ
FEにしろ、相場はもっとはるかに上だったしさー。後、この
ELだって、ねぇ？ サードパーティ製とは言え、レンズ一個付いててそれなのに6000円台ですよ？ 落としといて何だけどさ、正直
あり得ねぇって思ったもん。俺」
まるち「はぁ（＾＾； それは、はい。そうですね。他の
ELさんは、もっとお高かったですし〜」
あずさ「だーかーらー（−−メ そもそも入札しなきゃいいでしょがこのすっとこどっこい」
へむ２「や、それはほら、一台ダメだったせいで保険かけたくなっちゃったってゆーか。後、真面目な話。どれか一台くらいは今回も壊れてるんじゃねぇか、って思ってるし」
ぴーす「あ。そう言えば、はい。まだ、動作確認はしておりませんー」
へむ２「おおっと。じゃあとりあえず確認確認。
EL・・・は、おけ。
FG-20は問題無い。
FEは、と？ ありゃ、電池が無ぇや。まるち、電池取って」
まるち「はわ？ あ、はい。ええと・・・」
へむ２「本来SR44らしいんじゃけど、今手元に無いからLR44でいい。まあ、実はLR44も家にゃ無いんだけどな」
まるち「は、はわ？（＾＾； え、あの、では、あの？」
へむ２「うん、だからこないだ
EL用に買った4LR44をバラす。それ、実は中にはLR44が4個入ってるだけ、らしいからなあ」
ぴーす「え。そうなんですか？」
へむ２「らしいよ？ つ事で、かもーん」
まるち「はぁ（＾＾； えっと、はい。どうぞ〜」
へむ２「ん。ではこれをバラしてバラして、中取りだして・・・おお。うむ、
FEも完動品だ。つまり三機種、どれ選んでもまったくオーケイですわよセニョリータ」
あずさ「・・・ほぉ（−−」
へむ２「はいそこ、怖い顔しない！ これはあくまでも結果論ですから、結果論！！」
あずさ「やかましい（−−メ 結局、無駄遣いじゃない。思いっきり」
へむ２「すみませーん。まあでもほら、とりあえずこれで、これ以上の出費は無くなった訳だし。それで良しとゆー事で。ネ？」
あずさ「そういう良かった探しはやめなさい（−− 出費しまくってるんだから、既に」
へむ２「はっはっはっはっは。いやでもまあ、冗談抜きでね。これだけあればうちのボンが大きくなって、カメラいじりたくなった時にもどれか一つは生きてるじゃろーし。その時の為の投資って事にしときましょーや。ねぇ？」
まるち「はぁ（＾＾；」
ぴーす「・・・ええと。お坊ちゃま、カメラに興味を示されますでしょうか？ あの、大きくなられた時に」
へむ２「未来は無限の可能性を秘めているのサッ！Σｄ（＞ω＜） つ訳で、そゆ疑問は禁止ー」
ぴーす「は、はぁ」
あずさ「・・・・・・（−− とりあえず」
へむ２「とりあえず？」
あずさ「そこで正座（−− 一時間反省。それで許してあげるわよ」
へむ２「にゃあ。りょーかい。すんませんねぇ、ホントに」
あずさ「ホントにね（−− まったく、もう・・・」
* なお、ボンが大きくなった時にはもうフィルム終焉してんじゃね？ つー疑問はもっと禁止ー（ぉ や、冗談抜きでそうなってる可能性もゼロじゃないあたりが、本気で恐ろしかったりもするんですけどね（笑）
-
* 夕方。
* ボンの相手をしつつ、うだうだー。
*
へむ２「そーいやミルクの飲みはどぉ？」
ぴーす「あ、はいー。少し増えました、はい」
へむ２「そか。じゃあまたしばらく様子見。他には何か？」
ぴーす「はい、あの。一度、離乳食が悪かったのか、湿疹の様な物が」
へむ２「へぇ？」
ぴーす「もう、あの、消えてはいるんですけど。ですけどちょっと、はい」
へむ２「そか。んじゃ少し注意しながら離乳食続けるとして。他には？」
ぴーす「ええと・・・良くない事はそれくらいでした。はい」
へむ２「良くない事て。いや、言いたい事は分かるしいいんじゃけど、んじゃ良い事は？」
ぴーす「はい！ ずりばいで前に進む事が出来る様になりました！！」
へむ２「へーえ？ そりゃまた、確かに。良い事だな」
ぴーす「はいっ！！」
へむ２「そかそか。うんうん、日々成長しとるんじゃねぇ、ボン。その調子で、頑張れー☆」
あずさ「あー。でも、そのせいでマット越えて、どんどん動く様になってるわよ？ そろそろ本気で、家具の配置換え考えないと」
ぴーす「あ、はいー。この前もあの、ソファーの下まで潜り込まれて。せめて、あの、遊び場所をもう少し大きくしてさしあげた方が」
へむ２「む。それは・・・確かに重要じゃね。ちっとこー、色々考えて。早い内に、うりゃっとやっちまわんとなあ」
* まあでも、今日はちっと疲れてるので＆配置が決まらん内は動いてもしょーがないので。あれこれ考えつつ、また後日。まあ、来週中には何とかしましょーね。＜配置換え
-
* 夜。
* さてと。とりあえず、今週写真ー。
*
まるち「はぁ（＾＾；」
あずさ「・・・ほんっとに、色々ね（−− 散財の結果が」
へむ２「散財って言われると切ない訳ですががががが。とりあえず
離陸とか
足跡とか
鳩とかが今週はお気に入り。後、
逆さ吊りもどげな意図でこないな展示になってるのか不可解なあたりが大変よろしい」
まるち「はぁ（＾＾；；；」
ぴーす「・・・展示、なんですか？ このお人形さん」
へむ２「展示だったぞ。座敷わらしのどーたらこーたら、とかゆーコーナーで、何故か」
ぴーす「はぁ。そ、そうなんですかー」
へむ２「世の中不思議がいっぱいだ。とゆーあたりで、今日はここまでー」
* おまけ。
*
へむ２「なあなあ、ちょっと思ったんじゃけど」
まるち「はぁ（＾＾； はい、あの、何でしょうか〜？」
へむ２「うん、シンプルニコンとライトニコン。この関係って、
D80と
D40の関係によく似てるって思わない？」
まるち「はわ？（＾＾； はぁ、
D80さんと
D40さん、ですか？」
へむ２「うん。撮影に必要な機能を過不足無く詰め込んでるけど地味なシンプルニコン。機能を制限してボディを軽くしたライトニコン。これはそれぞれ、
D80と
D40の評価によく似てるよね、と思うおにーさんな訳だ」
まるち「はぁ（＾＾；」
ぴーす「えっと・・・そうですねぇ。
D80も
D40も、確かにそんな感じの評価ですね。世間を見ますと」
へむ２「うん。のでまあ、この二台を買うのは俺の運命であったとΣｄ（＞ω＜）」
あずさ「
超黙れ（−− そんな事で運命語るなこの三角馬鹿。て言うか、だったらもう一台の
ELはどうなるのよ」
へむ２「うむ、それは非Ai、つまり昔のレンズを使うのに必要だから、とゆー事で。ちょっと別格？」
あずさ「・・・・・・（−−」
へむ２「・・・えー。いや、まあ、運命はちょっと置いといて。うん、話を戻すとね？」
まるち「はぁ（＾＾；」
へむ２「や、似てるなー、と思うんじゃけど。てゆーか思ったんで、そこからの発想なんじゃけど。今の
Nikonには
カメラにこーゆー愛称を付ける茶目っ気が足らないね、と。せっかくなんじゃから、デジタル世代のカメラにも何か付けてあげりゃあいいのにねぇ」
ぴーす「それは・・・ですけど。デジタルカメラは世代交代が早いですし。しょうがないんじゃないでしょうか？」
へむ２「かもしれませんけど。でもほら、そこはそれ。型番をなんちゃら2とかなんちゃら3とかにして愛称を継承していく、つー手も使える訳だしさー。何かね。欲しいと思うのね、おにーさんわ」
* 以上、余談でした。でも本気で何か、欲しいですやねぇ。D80もD40もいいカメラなんですけど、あまりに名前が素っ気なさ過ぎるとゆーか。もーちょっとこー、ねぇ？
*
へむ２「ちなみにイメージ的には
D80はメガネの委員長、
D40は元気な末娘、な訳ですが」
まるち「はぁ（＾＾；；；」
あずさ「・・・・・・（−− すぐそういう方向に走るんだから。このダメ人間は」
へむ２「えー。でもなんでもかんでも擬人化は、最近の流行りっすよ？」
あずさ「やかましい（−−メ いいからもう寝なさい！ 余計な事考えてないで！！」
へむ２「にゃあ。ではしょーがない、お休みなさいー」
まるち「は、はい〜（＾＾； お休みなさいませ〜」
* て事で。んじゃお休みなさい、ぐぅ。
