まるちいんさいど。

〜アレ方面のナニですよ?〜



逝ってこ〜い!
Last-Modified: Fri, 17 Jan 2014 00:32:56 JST

[たわごとにっき]

日々是戯言。


[霜月日記一覧] : 2005/11/29 : (コメントが2件あるにゅ)

こじつけダイイング。

* 今日も朝からお出かけで、そんでもって一日お仕事、っと。

*

へむ2「てゆーか部屋に戻ってきたらもう22時ですよ。。やぁねぇ、今日は何も出来ませんわ」
まるち「そうですね(^^; とりあえず、あの、お食事の方をどうぞ〜」
へむ2「ありがとー。いただきまー」

* もふもふ。で、今日は行きしのひこーきとか仕事の合間とかに有栖川有栖の『月光ゲーム』を読んでた訳ですが。

*

へむ2「・・・うわ。ありえねぇ
まるち「はわ(^^;;;」
猪名川「また一刀両断やな、おい」
へむ2「や、だってー。いや、その、何だ。推理の根拠になってる『その時点でアリバイが無いのはほにゃららだけ』の部分がそもそも間違ってっだろその時点で『もう寝てる』からアリバイ証明出来ん容疑者他にもいるじゃんとか、大体『犯人以外はみんな真実を語ってる』前提で無いと除外出来ない容疑者がいるのはどうなのよとか。そういう根幹部分への突っ込みはあえて今回しないつもりなのですが」
あずさ「・・・・・・(−− やってるじゃない。思いっきり」
へむ2「個人的には納得いかないながらもさらりと流す事にしたからいいんです。あのダイイング・メッセージが非常に卑怯っぽっつーか、あれは犯人の自白があるから説得力が出てるだけで推理してる段階では後半部分あからさまにこじつけだろとか、その辺も気にしないでいておいてあげます。優しいな、俺」
まるち「はぁ(^^;;;」
へむ2「でもしかし。だがしかし。トリック・・・というか、とある物を使ったギミック部分に関してはマジありえねぇ。心の底から言わしてもらうけど、それ、絶対指先感覚で分かるぞ?」
猪名川「んー? どれ。どないなギミックやねん?」
へむ2「ほれ。解決編のこの辺からこの辺を読むよろし。具体的には文庫版の324ページから325ページにかけて」
猪名川「ん〜〜・・・(ぱらぱらぱら) あー、なるほど。確かにこれは、当時の・・・その、なんや。その『ある物』やと大抵手動やから、分かるかなあ。今はもうアレやから、逆に分からんやろけど」
へむ2「ついでに言うと、その『ある物』のナニのアレをそれだけで判断する人もそう滅多にいないと思うんだ。大抵はやっぱり、指先感覚だろう?」
猪名川「あー。まあ、せやな。指先にこー、ええ感じにアレしたトコで、アレやな」
あずさ「・・・怪しい会話になってるわねぇ(−− て言うか、聞いててもさっぱり分かんないわよ?」
へむ2「その辺が推理小説の感想の難しさとゆー奴ですな。具体的に書く訳にはいかんし、かといってある程度は書かないと何も言えんし。そのさじ加減が実に難易度高し」
まるち「はぁ(^^;;; 確かに、あの、はい。難しそうですね」
へむ2「ま、とりあえず。ちょっとこー、上述の様に無理矢理っぽい所がありましたし。有栖川有栖をこの先買ってくかどうかはさらにもう1冊読んでから判定、つー事で」

* もっとも、『ペルシャ猫の謎』に比べりゃあはるかに良かった訳ですが。<『月光ゲーム』>でもま、やっぱもうちょい要チェック、ですにょん。

-

* にゅ。

* ほでもって。さらに今度は森博嗣の『冷たい密室と博士たち』を・・・て、ありゃ?

*

へむ2「ありゃ? ありゃりゃ?(ぱらららら) あ、いかん。俺、これ前に読んどるわ」
まるち「はわ?(^^; あ、そ、そうなんですか?」
へむ2「うん。あー、しまったなあ。昔読んだのは『すべてがFになる』だとばっかし思ってたぜー(ぽりぽり)」

* て事で、改めて『F』買ってくるまで森博嗣は封印。さーて、代わりに何を読みましょうかねぇ(ごそごそ)

*

あずさ「いや、寝なさい(−− もう遅いんだから」
猪名川「つーか。あんたが持ってきた推理小説て、森博嗣の2冊除いたら後2冊だけやろ。ええんか? 今日中に全部読んでもうて」
へむ2「あ、そりゃ良くない。うん、じゃあ寝よう。すぐ寝よう」
まるち「はぁ(^^; わ、分かりました〜。では、あの、お風呂の方を沸かしてまいります〜」
へむ2「いや、ちょっと待てまるち」
まるち「はわ? あ、はい。ええと、何でしょうか〜?」
へむ2「うん。いつもまるちにばっかりやらすのもアレだ。とゆー訳で、働け居候(ぽむ)」
猪名川「・・・そこは、『ボクにおまかせサ、まいハニー。HAHAHAHAHA!』とかゆーてポイント稼ぐ場面ちゃうんか?」
へむ2「その様な気障でおまぬーなセリフきっぱり断る。さあ働け、小娘ー」
猪名川「ちっ。しゃーない、今日だけやでー?」
へむ2「うむ、よろしく。さ、そいじゃその間にこっちはぐるだ」
まるち「はぁ(^^; えっと、あの、はい。今日は、エスクードさんで〜」
あずさ「『麻雀 英雄×魔王』の情報更新ね。まあ・・・色々?」
へむ2「いや、省略せずにもーちょいちゃんと言っておあげなさい。ガレフの麻雀教室がオープンしとかシステム情報が出たのはいいけどどんなイカサマがあるのかまだ分かんないからあんまし意味無いのう、とか」
まるち「それと、予約キャンペーンさんの詳細も出ました〜(^^) 特典ミニアルバムさんの、楽曲リストが公開されてます〜」
へむ2「ういうい、そーですな。ちなみにおひさる通販は12/9から。今回は店で買うか通販で買うか、どっちにしましょかねぇ」

* とか悩みつつ。

* では寝ます。お休みなさいぐー。


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[00001] 2005/11/30 07:21:13
月光ゲーム
[投稿者: sawara ]

さすがへむへむさん、手厳しい評価です。確かにちょっと論理展開に甘い部分があるのがこの作品の欠点ですね。

>アリバイについて
これは探偵役の説明の仕方が悪いんだと思います。要は、「例のアクシデント」のお陰で、本来曖昧になるはずの「あれ」が限定される可能性が出てきた。犯人はそれを恐れて「あの行動」を取った。逆に言うと、「あれ」が限定されるのを恐れなければならなかった人物が犯人であり、各種の傍証によりそれは1人に限定されるってことじゃないかと。
誰にアリバイがあって誰にないか、というのはその時点で犯人も知り得なかったでしょうが、少なくとも自分にアリバイがないことを既に第三者に知られています。だから「あの行動」を取らざるをえなかったし、取り得たわけです。もし他の人物が犯人だった場合、そもそも「あれ」が限定される筈ではなかった以上、キャンプをこっそり抜け出す必要はないわけですし、仮にこっそり抜け出していたなら第三者に「自分にアリバイがないこと」が証明されないので「あの行動」も取る必要がありません。
もちろん、これは犯人が「あの行動」を取った原因が「例のアクシデント」のせいだと仮定した場合の話で、それを決めつけている辺りが強引なんですけどね。

>とある物を使ったギミック
これに関しては、全面的に同意です。最初はギャグか(あるいはそういうモノか)と思いました。

ダイイングメッセージについては、まあこんなもんかと。ミステリにおけるダイイングメッセージは、絶対に決め手にはなり得ないので、ほとんどボーナスクイズ扱いです。
山口雅也の「13人目の探偵士」(東京創元社/講談社ノベルス/講談社文庫)にちょっと面白いダイイングメッセージがありましたよ。


[00002] 2005/12/01 05:05:20
ああ、なるほど。
[投稿者: へむへむ ]

>誰にアリバイがあって誰にないか、というのはその時点で犯人も知り得なかったでしょうが、少なくとも自分にアリバイがないことを既に第三者に知られています。だから「あの行動」を取らざるをえなかったし、取り得たわけです。もし他の人物が犯人だった場合、そもそも「あれ」が限定される筈ではなかった以上、キャンプをこっそり抜け出す必要はないわけですし、仮にこっそり抜け出していたなら第三者に「自分にアリバイがないこと」が証明されないので「あの行動」も取る必要がありません。

そういう説明なら納得がいきますね、確かに。まだ多少の強引感は残りますが、作中の説明よりかなーりスマートですし。

>山口雅也の「13人目の探偵士」(東京創元社/講談社ノベルス/講談社文庫)にちょっと面白いダイイングメッセージがありましたよ。

ほほう。であ、そちらもおいおいチェックしてみますですよー。今日行った本屋さんには無かったので、東京帰ってからぼちぼちと。



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