* 帰ってきましたー。旅行の感想はタイトル参照。
* いじょ。
*
へむ2「とゆー訳で、ただいまだ」
まるち「はぁ(^^; あの、はい。お帰りなさいませ〜」
あずさ「・・・・・・(−−メ」
ぴーす「あ、あのー。えっと・・・タイトルは、あの、一体?」
あずさ「聞かなくていいわよ、ぴーす(−− どうせろくな答え、返ってこないんだから」
へむ2「んー? いきなりそう決めつけられるのも心外なのですが、まあ簡単に言うと。道後温泉だけじゃなくて松山城にもエキストラで袴のおねーさんが居て俺万歳。つーかよくやった、夏目漱石。チミのおかげで俺は大満足だようぇーっはっはー、とゆー」
ぴーす「はぅ。は、はぁ。そ、そうなんですかー」
あずさ「ほら、やっぱりろくでも無かった(−− て言うか、歴史上の偉人にタメ口叩くなこのハイパーろくでなし」
へむ2「では、夏目漱石先生ありがとうございます、と先の発言を改訂。ちなみに昔むかーしに松山城登った時にはいなかったよな気がするんですけどねぇ、
街角案内人のおねーさん。あれはたまたまそん時出会わなかっただけなのか、それともあの時はまだこの案内人制度が開始されてなかったのか。さて、どっちであろーか?」
あずさ「どっちでもいいわよ(−− んっとにもう・・・」
ぴーす「・・・えっと。そ、それで、あの。そちらはともかくとして、ご旅行自体の方は、いかがでしたか?」
へむ2「ん? だから袴でポニーテールなおねーさんが」
あずさ「だからそっちはどうでもいい(−−メ 法事の事とか、そっちはどうなのよ」
へむ2「ああ。そっちは特につつがなく、つーか法事はぶっちゃけ口実で、実際はボンを親戚に紹介する、親戚デビューが目的でしたからなあ。特に問題無かったですよ?」
ぴーす「そうですかー。それは、はい。良かったですー」
へむ2「ただまあ。それとは別の話として、ボンが階段から落ちたとか。その辺が問題っちゃあ問題かな。一応」
ぴーす「はぁ。そうな・・・はいっ!? え、え、えーーーーっ!?」
まるち「は、はわわわわわっ!?」
あずさ「・・・て、コラ(−−メ 袴がどうこうとか言ってる場合じゃ無いでしょうが、それは」
へむ2「え。いやだって、落ちたのは昨日で袴は今日の話ですよ? つか、ここで袴の話しよーがしまいが、落ちた事実は変わんないんじゃん」
あずさ「そうかもしれないけど!(−−メ」
まるち「はわわ(^^; そ、それであの〜。あきとさんは、その、だ、大丈夫だったんですか?」
へむ2「うん、コブが出来たくらいで後平気。つか、君らかてさっきボン見て、特に何も気付かんかったやん。それくらいの怪我よ?」
ぴーす「は、はぁ。それは、あの、不幸中の幸いでしたー。でも、あの」
へむ2「うん、言いたい事は分かる。結果論では『無事で良かったやん』やけど、実際問題としては『もっと気ぃつけんかい、俺』やしな。まあ色々事情もあってかなり不可抗力で落っこちたんやけど、ホンマ気ぃつけんとなー」
あずさ「まったくよ(−− 最近は特に、どこでも登り降りする様になってるんだから。もっと気を付けなさい、全力で」
へむ2「反省ー。や、うん。本気で反省はしてるのですよ?」
あずさ「態度に出てないわよ(−− 全然」
へむ2「黙っておけばバレない事をわざわざ言及してるんですから、その時点で態度に出してるっつーか覚悟完了なんだとご理解ください。今回は無事だったけど、次も無事とは限りませんからにゃー」
まるち「はい〜(^^; あの、私たちみんなで気を付けませんと〜」
ぴーす「お坊ちゃま、段差があるとお登りになりたがる方ですからねぇ・・・本当に、はいー」
* ちなみに、本人は全然気にしてなかったり(ぉ<落ちたの>今日も元気で松山城天守閣のあの急な階段を登り降りしてたりして、むしろ逆にこっちが『いや、キミそれはどないやねん』と突っ込みたい気分でいっぱいです。出来ればこー、『落ちたら痛い』つーのを早よ学習してもらいたいトコなんですけど、ねぇ(^^;
-
* にゅ。
*
へむ2「さて、と。で、それはさておきですな、一つだけ」
あずさ「何よ(−−」
ぴーす「はぁ。なるほどー」
あずさ「・・・意外とまともな話ね。もっとろくでも無い事言い出すんだとばっかり思ってたんだけど」
へむ2「だからあずあずは俺の事を一体どーゆー目で見とるのですか。まあとにかくですな、それ読んで思った事を」
あずさ「はいはい(−− で?」
へむ2「うん。あんな、TRPGって同人誌やねん」
まるち「はわ? 同人誌・・・ですか?」
へむ2「うん。まずやな、ここに『ある世界』がある思てな? その『ある世界』は、テレビでやってるアニメの世界かもしれへんし、共通認識としてある程度は定着してる世界、例えばファンタジーやったりスペースオペラやったりするかもしれへん。あるいはもしかしたら、その人の心の中にだけある、他の誰にも知れてへん世界かもしれへん」
ぴーす「はぁ。はい、あの、とにかくそういう一つの世界、ですね」
へむ2「うん。で、その世界が好きで、その世界の事、あるいはその世界に登場するキャラの事を書きたいねん。もしくは描きたいねん。て、誰かが思て。実際に書き上げたんが同人誌。と、ここまではOK?」
ぴーす「え・・・と。はい、OKですー」
へむ2「ん。で、それに対して、書きたい、描きたいの代わりに誰かが『うちはこの世界で遊びたいねん!』て考えたんやー、思て? 遊ぶ為にはルールが必要やったり、データが必要やったりする。必要なんやったらそれを作ろか、で、出来上がったもんがTRPGシステム、もしくは『ルールブック』な? それは表現の仕方がちゃうだけで、基本的なもんは同人誌と一緒や、って思わへん?」
まるち「あ、なるほど〜(^^) それは、はい〜」
あずさ「・・・まあ、『二次創作』ではあるわよね。確かに」
へむ2「ありがとー。んでやね、同人誌やから、ジャンルが多岐にわたってるのはむしろ当然。つーか、ぶっちゃけ元の『ある世界』なんて何でもええねん。誰かがそれに対して情熱燃やしたらそこでシステムが一個出来上がんねん。もちろんそれが面白いか面白ないかはまた別問題やけどね?」
ぴーす「はぁ。それは・・・ですけど、はい。『同人誌』なのでしたら、ある意味そちらも当然なのではないかと〜」
へむ2「やね。ほんでや、そやってあるTRPGシステムが世に出たとして。それが幸いにも受け入れられたとする。となると今度はそのシステム使って『遊ぶ』人が出る訳やけど、この先もやっぱり同人的やったりする訳よ」
あずさ「んー。て言うと?」
へむ2「んとやね。コンベンション・・・つまり『TRPGで遊びたい人の集まり』を同人誌即売会にたとえると分かりやすいんやけど。その即売会の中でサークル参加してる人が『ゲームマスター』、一般参加者が『プレイヤー』な。ゲームマスターはあるTRPGシステムを使って、自分の作品=『TRPGのセッション』を売る。まあ売るいう言い方はあんま様ないけど、とにかくそのTRPGシステムを一次創作として、自分の二次創作作品を準備する訳よ」
ぴーす「なるほどー。それでプレイヤーの皆さんはそのセッション・・・同人誌を買う、訳ですかー」
へむ2「買う=そのゲームマスターの元でゲームする、やね。さて、そこで。ゲームマスターは売る側やから、自分の考えで一次創作を改変したり発展させたりしてOK。具体的に言うと、世界設定を変えたりルールを変えたり。あるいはサイの目をごまかしたり、と。どこまでも好き勝手な事が出来る訳よ」
まるち「はわ(^^; は、はぁ」
あずさ「・・・なんか、たとえが全部ろくでも無いんだけど?(−− て言うか、好き勝手にだって限度があるでしょうに」
へむ2「無いよ? たとえばさ、そこらのアニメやゲームの同人誌で『これはもとがじゅんあいなのでりょうじょくこういはきんしです』とかゆー縛りがあるかね?」
あずさ「そりゃ、無いけど(−− でも、だからって言ってホントに好き勝手したりなんかしたら、アンタ」
ぴーす「え・・・と。その、あまりに酷いと、プレイヤーさんが付き合ってくださらなくなると言うか。その、同人誌のたとえですと、次から一冊も売れなくなる、とかいった事が起こるのではー」
へむ2「そう、それそれ。だから問題はそこで、プレイヤー、読者を楽しませる事が出来なかったら次から困る訳よ。まあさっきの凌辱のたとえだと、元のゲームのファンにそっぽ向かれても凌辱スキーな人らが買ってってくれるから? あんまし困らないっつーか、たとえとしては良くないんじゃけど・・・しかしな。えろ関係はどんなのでも大抵それなりのマニアがいるからいいたとえが無いっつーか何つーか」
まるち「はぁ(^^; えっと、あの、でしたら〜」
あずさ「18禁から離れなさい(−− 素直に」
へむ2「にゅう。じゃあ幸せ系アニメでえろ抜き全員虐殺エンドな同人とか? でも、それもそれなりに需要がありそじゃなー」
ぴーす「・・・えーと。あの、と、とりあえずおっしゃりたい事は分かりましたのでー。その、たとえの事はちょっと置いておいて、ですね。あの、お話の方を、どうぞ、お進めくださいー」
へむ2「ん。じゃあ進めますが、とにかくマスターは好きな事が出来ると。でも好き勝手し過ぎると自分が困る訳です。なんせTRPGは一人じゃ出来ませんからナ」
まるち「そうですね(^^; あの、少なくとも、お二人は必要ですし〜」
へむ2「だから。結果としてマスターの目的の一つには『プレイヤーを楽しませる』とゆーのが入ってくる訳で。でも、逆に言うとそこさえ満たしておけば。つまり、同人の例で言うと読者さえ付いてきてくれるなら。後は本気で何しようが勝手、なのですよ。故に、『遊び方』についても千差万別。そのセッションに参加しているマスターとプレイヤーが満足出来るのならそれが『正解』であり、その正解はメンツによって、あるいはその日の気分によっていくらでも変わりうる物、だとゆー事ですね」
ぴーす「はぁ。なるほどー」
へむ2「・・・と、まあ、そんなトコかなー。おぼろげに頭に浮かんだのは。言葉が足りない所も、てんから言い忘れてる事もあるよーな気がするけど。つーかついでに、きっちりオチ付けずに話を放り出してる気もするけど」
まるち「は、はわ?(^^;」
あずさ「・・・・・・(−− いや。『オチ』は要らないでしょ。この話に」
へむ2「や、まあオチって言い方はアレなんですが。でもなーんかすっきりしなくて・・・ま、でもいいか。最低限言いたい事は言ったと思うし、もともと『つらつら語り』っスから? とりあえず、こんな所でー」
* ちなみにやっぱり、TRPGを知る為の一番てっとり早い方法は『いっぺんプレイしてみる事』だと思います。つ事で。
* んはお休みなさい。ぐー。