まるちいんさいど。

〜アレ方面のナニですよ?〜



人生テトリス模様。
Last-Modified: Fri, 17 Jan 2014 00:32:56 JST

[たわごとにっき]

日々是戯言。


[霜月日記一覧] : 2005/11/21 : (コメントが4件あるにゅ)

短編推理。

* 朝。

* うにゃー。

*

せりお「行ってらっしゃいませ、へむへむさん」
あずさ「て言うか(−− しゃっきり目を覚ましなさい、まずは」
へむ2「にゃ〜。あ、せりお、戸締まりだけよろしく〜」
せりお「はい。お任せ下さい」
へむ2「んじゃ行きましょうか。ぐー
あずさ「だから寝るなっ!!(−−メ
へむ2「にゃー。うにゃうにゃ、であ、行ってきまー」

* ところで今日は寒いですな。がたぶるー。

-

* 昼。

* くにゃー。

*

へむ2「今日も仕事が忙しいぜー、へいへへーい。思わずこー、セリフが棒読みになってしまうくらい」
まるち「はぁ(^^; え、えっと。あの、そう仰らず、頑張ってください〜」
猪名川「せやでー。あんたの働きがうちらの晩飯になるんやから」
へむ2「超全力で黙れ小娘。つーか居候にタダ飯食わす趣味は無ぇ。お前もなんか働け」
猪名川「む。しゃーないなあ・・・つー訳で、頑張りや?(ぽむ)」
カニ子「は!? わ、私カニか?」
猪名川「やって。働け居候ー、て家主が言うんやもん」
へむ2「てめぇもだよ、てめぇも(−−メ とぼけてんじゃねぇよ、温泉メガネ」
猪名川「・・・そういうののしられ方は斬新やなあ。せやけどやあ、実際問題、今うちらに何せぇと?」
へむ2「そうだな。とりあえず購買部で焼きそばパンでも買ってきてもらおうか、ぷっはー」
猪名川「いや、あらへんし。購買部」
あずさ「・・・・・・(−− いいから。遊んでないで。仕事に戻りなさい、そこの青春カムバック馬鹿」

* ここしばらく、月曜日は連チャンで忙しくてちょと大変。まあでも、そーゆー時もありますやぁね、そりゃ。

-

* 夕方。

* ふみゃ〜。

*

へむ2「んじゃ、仕事もようやく終わったので帰りましょー」
まるち「はい〜(^^; お疲れさまでした、ご主人様」
へむ2「いやまったく。ところでですな、今日の通勤タイムは有栖川有栖の『ペルシャ猫の謎』を読んでた訳ですが」
猪名川「が?」
へむ2「・・・が。う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜む。いや、元々推理小説ってのは長編向きってゆーか、短編だとどーしてもギミックを1個か2個しか仕込めないからさー。そういう意味では、短編だけ読んで判断するのは良くないって思うんじゃけど」
あずさ「・・・何となく言いたい事は見えたわね。何、面白くなかったの?」
へむ2「とりあえず、表題作の『ペルシャネコの謎』は読み終わった瞬間本をべし、と床に叩きつけたくなりました。つーか何だこのオチわ
まるち「はわ(^^; は、はぁ。そ、そうだったんですか?」
カニ子「一体、どんなオチだったんですカニ?」
へむ2「や、推理小説のオチをバラすんはパーフェクトにマナー違反じゃからそれは言えんのじゃけど。なんつか、俺様大暴れ
まるち「はぁ(^^;;;」
あずさ「・・・・・・(−− 後で読ましなさい。とりあえず」
へむ2「うい。まあでもなあ。この短編集って計画殺人と呼べるのが1つだけ。『ついカッとなってやった。今は反省している』レベルな殺人が3つ、殺人ですらないのが1つ。んで推理小説ですらないのが2つ、とかゆー構成だったりしますからなあ」
猪名川「は? 推理小説や無い?」
あずさ「どういう事よ? それ」
へむ2「いや、言葉通り。謎なんか何にも無くて、単に探偵役の日常を描いただけな作品が混じってるんだ」
まるち「は、はわ?(^^; そ、そうなんですか?」
猪名川「・・・何や、それ?」
へむ2「うーん。つまりまあ・・・この短編集自体が実験作みたいな作りになってるっつーか。ちょっと特殊な構成になってるらしいのですな。最後の解説とか見るに、そう読みとれるのですが」
あずさ「に、しても・・・推理小説の短編集で、推理小説じゃ無い、って言うのは(−−」
へむ2「うん。いや、言いたい事は分かるし同意だ。ただ、ねぇ。でも、だからこそこれだけ読んで判定するのもちょっとアンフェアかなあ、と思ってみたり。この先読んでくかどうかは、もう一作、なんか長編読んでからにするべきかなあ、と」
猪名川「んー。まあその辺は好きにしたらええ思うけど。やけどあんた、確かこの作家さんのはこれ一冊しか持ってへんかったんと違たか?」
へむ2「うん、古本屋に短編集しか無かったからね。のでまあ、今この状況がイコール縁が無かった、つー事でさくりと切ってもいいんじゃけどさあ」
まるち「はぁ(^^;;; え、ええっと〜。ですけど、あの、アンフェアだとお感じになっておられるのでしたら〜」
へむ2「にゅう。そうなんよなあ・・・やっぱ、またどっか別の古本屋巡って探してみるかぁ?」
猪名川「別に新品でもええんやで? 正直、古本屋よりかはそっちの方が確実やろ?」
へむ2「ゴメン。さすがにこれ読んだ直後で新品買いに行く勇気は俺には無い」
あずさ「別に図書館でもいいのよ? 明日はアンタ、せっかく休みなんだし」
へむ2「借り物だと身が入らないんだ、俺。ので、そうな。うん、決めた。とりあえずここしばらくで買い込んだ物のうち、短編物を全部先に読んじまおう。で、その時点で有栖川アリスの長編がまだ買えてなかったら、そん時ゃホントに縁が無かったんだ、と判定するっつー事で」
猪名川「ん。ま、ええんちゃうか、それで」
カニ子「でも。それだとわざと古本屋に行かない、とか出来るカニよ? やっぱりアンフェアっぽいカニ」
へむ2「・・・失礼な事を言う小娘だねぇ。安心したまえ、明日は古本屋適当に2〜3軒回るつもりだし、明後日はお出かけついでにサンシャイン地下古本市に行く予定だから」
カニ子「あ。だったら問題無いですカニ」
あずさ「・・・ねぇ。私からも、ちょっといい?」
へむ2「ほえ? なんですカニ?」
あずさ「いや、アンタはカニ言うな(−− いや、買い込んだ短編物って、後何冊あるのよ?」
へむ2「ん? んー。えーと、確か後5冊ですな。明日の過ごし方次第ですが、読了予定は明日の晩から明後日の昼。具体的に言うと、サンシャイン行く前後かと思われます」
猪名川「・・・あかんやないかい。それ」
へむ2「明日の古本屋巡り以降なんだからいーじゃんよー。大体、これくらいでないと賭けにならん、そもそも」
あずさ「別に賭けしてる訳じゃ無いでしょ(−− まあ・・・でも、好きにしなさいよ。どうせアンタが好きで読んでる物なんだし」

* て事で。しかしこー、ホントにあのオチだけはなんとかならんかった物でしょーか(ぶつぶつ)<ペルシャ猫

-

* 夜。

* にゃふ。

*

あやか「おっそーい★ 今日こそカニ子と一緒に遊ぼうと・・・あ、あら?」
へむ2「はいはい、今日は君に構ってる暇無いから、のいてね。えーと、短編集は・・・あ、あったあった。うし、とりあえず法月綸太郎から読むかのう」
あやか「・・・ちょ、ちょっと〜。何なのよ?」
へむ2「うん。お兄ちゃんは今、ちょっとアレげな推理小説のオチのせいで大変欲求不満。て事で邪魔だからどっかよそで遊んでらっさい」
あやか「む〜〜〜〜〜〜・・・」
せりお「あやか様。どうか、ここはお抑えに」
へむ2「・・・分かったわよう。べー、だ!!」

* で、法月綸太郎の『法月綸太郎の冒険』を一冊全部と、二階堂黎人の『バラ迷宮』を半分ちょっと。ああ、二階堂黎人の方は密室とか既知外とかダイイングメッセージとか出てきて、いいですなー☆

*

へむ2「ふっくら。ちょっとトリックがシンプル過ぎるのが問題じゃけど、でもとりあえずシチュエーションだけでもごちそー様」
あやか「ふーんだ。あー、そりゃ良かったわねー」
へむ2「? 何をスネとるのかね、君」
あやか「べっつにー
へむ2「・・・なんだかなぁ。あ、ちなみに法月綸太郎もそう悪くは無いんじゃけど、話のメインが『動機』なあたりが難点か。おにーちゃん、とても素直に正直に言うと、動機なぞには興味が無ぇ
猪名川「うわ。なんか今、推理小説の半分を否定するセリフ吐きよったで? このにーちゃん」
へむ2「いーじゃん。動機なんか無くったって殺人は出来るよ。大事なのはトリックだけだろう?」
あずさ「・・・・・・(−− いや。それはどうかと」
へむ2「そりゃあね? 俺だって、千の憎悪をその身に刻み、万の呪詛をその血に溶かしこむ。そんなステキな復讐鬼の物語は好きですけどね? でも、不可能犯罪の方がその百倍いいにゃー」
まるち「は、はぁ(^^;;;」
あずさ「・・・・・・(−−メ」
へむ2「うし! じゃあ精神バランスもある程度回復したし、今日はこれで寝まっしょー!!」
まるち「あ、はい(^^; では、あの、お風呂を沸かしてまいりますね」
へむ2「よろしくー。であ、その時間を利用して、最後ぐるー」

* ぐるー(エコー)

* すたじお緑茶、先日よりトップページカウントダウンフラッシュ公開。や、すでに第三話だったりするので今更なのですが(ぉ

*

猪名川「あー。ファイル自体が消えとるから、もうアカンなあ。前のは」
へむ2「ま、その内まとめて再公開されるんじゃないスかね? おまけページっつーか『買ってくれた人ありがとう』ページあたりで」
あずさ「そうねぇ。今までのパターンからすると、その可能性は結構ありそうね」
へむ2「ま、もっとも? 俺個人としては全部ローカルに保存してあるので、再公開無しでも問題無いんですけどね?」
あずさ「・・・・・・(−−」
猪名川「・・・悪いやっちゃなあ。あんた」
へむ2「何でだ。つか、今まで紹介しなかったのは単に間ぁが悪かっただけの話ですじょ?」
猪名川「まあそら、昨日はあんた疲れとったしなあ。その余裕が無かったんは分かるけど」
へむ2「うい。あ、ちなみにしゃちょーblogもコンスタントに更新がかかってて、色々システム紹介もあったりしますのでチェックしたい方はそちらもー。ただ、微妙に序盤のネタバレもあるのでそれは注意だ!」
猪名川「つーかサーシャの名言集はさすがにゲーム出てからの方がええんやないかと。まあ、ほんまに序盤のセリフだけ、な雰囲気やけどな」
あずさ「主人公が死んで、サーシャに拾われた直後・・・でしょうねぇ。多分」
へむ2「つまりプロローグ。ので問題は無いと思いますけどねー。でも、それさえもゲームやる前は見たくない、つー方はご注意をー」

* まあでも、システムに関しては公式ページにいまだ情報が無いですからなあ(笑)<工事中になってて>そっちだけチェックしたい方は、この にあるちょーきょーモードエントリあたりだけ読むと良いんでないかとー。

-

* ぱれっと。『もしも明日が晴れならば』の発売日決定2/24。おーけーおーけー、予定に入れておきまっしょー。

-

* LOSTSCRIPTトップページスタッフ日記とで『蠅声の王』初回特典情報公開。DVDトールケースと交換用スリーブが5枚付いてくるそーですにょ。

*

へむ2「えろい物から腐女子向けまで。幅広いですな」
カニ子「? なんか、モザイクかかってるのがあるカニよ?」
へむ2「ああ、それはなんか豪華ゲストなんだそうだ。誰かは分からんが」
カニ子「へー。そうなのカニ?」
へむ2「スタッフ日記の方でそう書いとる。ま、おいおい公開されるじゃろから、それを楽しみに待ちですにゃ」

* あ、ちなみに。俺はJAVAアプレット入れるのが嫌で放置してるんですが、スタッフ日記ではロスクリ部長のライブ映像も見れるそうです。えらく評判はいいので、小動物に目の無い方はどんぞ(笑)

-

* にゅ。

* であここまで。お休みなさいですにょー。


名前を入れるにゅ:
タイトルを入れるにゅ:
本文を書くにゅ:


[00001] 2005/11/22 12:24:24
あっちゃー。
[投稿者: 卯月くまる ]

よりにもよってそれから入りましたか。>有栖川有栖川
ぬー、『月光ゲーム』『孤島パズル』『双頭の悪魔』とちゃんとタイトルをあげておけば良かったよぅ。
とりあえず『月光パズル』が合わなければ合わないと思いまする。

しっかし二階堂もすか。
アレがアリなら薦める幅が広がるなぁ。


[00002] 2005/11/22 14:08:19
初めまして
[投稿者: sawara ]

sawaraと申します。逆転裁判のプレイ日記辺りから貴HPに辿り着き、以後いつも楽しく拝見しております、一介のミステリ好きです。
最近のミステリ話にも興味津々で、へむへむさんがどんなミステリを買われたのかわくわくしていました。が。

>ペルシャ猫の謎
よりにもよってこれを最初に選んでしまわれましたか。
有栖川有栖は基本的にがちがちのロジックもの(トリック主体ではなく、残された僅かな手がかりから論理を組み立てて犯人を特定するスタイル。法月作品で言うと「法月綸太郎の冒険」内の「死刑囚パズル」ですね)を書く作家なんですけれど、その著作の中で最もアンチロジックに走ったのが本書なんですね。刊行当時はミステリファンの間でも結構騒がれていたように記憶しています。
まあ無論、完成した一冊の本として出されている以上、最初に本書を読まれて有栖川有栖という作家を見限られても誰も文句は言えないだろうと思いますが、一ファンの心理としては、めげずに有栖川のロジカルな作品にも是非手を出していただきたいなと。
私自身、偏向的なミステリ読みですので「絶対のお薦め」みたいなものは呈示できませんが、有栖川で面白かったのは「月光ゲーム」や「双頭の悪魔」、国名シリーズでは「スウェーデン館の謎」あたりですね。全部長編です。へむへむさんのご指摘どおり、短編ではロジックものは書きにくいってことなんでしょうか(強いて挙げるなら「スイス時計の謎」ですか)。
ご参考になれば幸いです。長々と失礼しました。


[00003] 2005/11/22 14:20:38
うわ
[投稿者: sawara ]

話題が被ってしまいました。
ちゃんとリロード確認していませんでした。
卯月くまるさん、申し訳ありません。


[00004] 2005/11/23 03:06:41
買ってきましたですよー。
[投稿者: へむへむ ]

今日の日記にも書きましたが、とりあえずお奨めの『月光ゲーム』は買ってまいりました。

清涼院流水を読み終わって(そしておそらく、その後心のバランスを取る為に古典推理物をいくつか読んで(笑))から、読んでみようと思いますですよー。



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