* とゆー訳で今日も大阪、粉物紀行。まずは梅田に出て余計な荷物コインロッカーに突っ込んで。身軽になったところで、スカイビルの下のお好み焼き屋『きじ』へ。
*
へむ2「ふむ。ちょっとソースが濃い目ですが・・・何つーか、味皇様ごっこしたくなる味ですな、こりゃ」
ぴーす「は? 味皇様ごっこ、ですか?」
へむ2「うむ。『むう、これは! 具のこんにゃくが食感の面白さを演出し、さらに中に仕込まれたしその葉がともすれば重くなりがちが食後感をさっぱりした物に変えている!』みたいな」
まるち「はぁ(^^;」
あずさ「・・・・・・(−− まあ、そういう蘊蓄はさておき。確かに美味しいわね、これ」
猪名川「せやな(もぐもぐ) やけどまあ、どっちかっつーとここはお好み焼きよりモダン焼きの方が美味い思うでー?」
へむ2「うむ。さっきも言うたけどソースがちょい濃い目なんでな。ソースがやや少ない、モダン焼きの方が美味いと思うよ、俺も。ただ・・・」
猪名川「ただ?」
へむ2「ただ。モダン焼きは普通に美味しいだけなんで味皇様ごっこが出来ないんだ。だから、お好み焼き食ってうーまーいーぞー。いじょ」
まるち「はぁ(^^;;;」
あずさ「・・・・・・(−− さ。次行きましょうか、次」
* の、前に。せっかくスカイビルまで来たので上に登って空中庭園。大阪の街を一望して、これにて普通の観光、しゅーりょー。
*
ぴーす「え」
へむ2「すまん。昨日うちの嫁と話し合って決めたんじゃけど、通天閣は寄らない事になった。あそこ寄ろ思うと、歩く距離がやたら増えるもんで」
ぴーす「あ、い、いえ。あの、はい。どうぞ、私の事はお気になさらず!」
猪名川「・・・つーか実のところ、『普通の観光に連れてけ』言われたらうちも困るしなあ。これで済ませてもらえるんやったら、大助かりやねんけど」
へむ2「うむ。地元の名所って普通、その辺に住んでる人間は行かねぇからな。知らないんだー、俺もそゆトコはほとんど」
ぴーす「そ、そうですよね。そういう物ですよね。はい、あの、どうかお気になさらずー」
へむ2「まあとりあえず、ここからなら大阪の街、本気で一望出来るし。これで観光した気分になる、つー事で」
* つー事で、次は東梅田から地下鉄乗って天王寺。何故に東梅田からかとゆーと、つまり旭屋書店に寄りたかったからなのですが。
*
へむ2「ああ、もちろん言うまでも無く、
紀伊国屋書店にも寄っております。が、探している推理小説はやっぱり見つかりませんでした。
ふぁっきん」
猪名川「あ〜〜・・・まあ、しゃーないわなあ。出版社に在庫が無いんやから、いくら
紀伊国屋ー、
旭屋ー、いうても」
へむ2「くちょ。やっぱ街の小さな本屋、もしくは古本屋を地道に回って探すっきゃねぇかなあ・・・ねぇんだろうなあ。うじゅー」
* 閑話休題。
* で、天王寺では『やまちゃん』に行ってたこ焼き食べて。ついでに近くに『鶴橋風月』の支店があったんでそっちにも寄ってお好み焼き食べて。そして再び地下鉄に乗って。
*
へむ2「大阪地下鉄恵美須町〜♪」
猪名川「駐車もできます200台〜♪」
まるち「え、ええと(^^; に、にっぽんば〜しのど真ん中〜」
へむ2「カメラとビデオはエキサイト♪ とゆー訳で、ポン橋だ」
あずさ「いちいち歌うなっ!(−−メ て言うか、日本橋行ってどうすんのよ? わざわざここで買ってく様な物、別に無いでしょ?」
へむ2「やー。もしかしたらニンテンドーDSが無いかな、って。一応それを確認しにきたんですが・・・無いっぽいな」
ぴーす「無いっぽいですねー。あちらでもこちらでも、『完売』の札がかかってますし」
まるち「はい〜(^^; 残念ですね、ご主人様」
へむ2「そうねぇ。ま、でも急ぐ訳じゃ無し。またどっか見かけた時に、つー事で」
* で、そのまま歩いてなんば、さらに道頓堀。『くくる』でたこ焼き食って、さすがにちょっとお腹一杯になってきたので、気分を変えて今度はうどんでも・・・あら袴のお姉さん。
*
へむ2「・・・この建物は、何かしら?」
へむ2「そうかー。じゃあ」
あずさ「うどん食べるんでしょ(−− こっちよ、目的地は(むんず)」
へむ2「あーれー。助けてくださいお嬢さんズ! ワタクシ、拉致られておりますよ!?」
まるち「はわ(^^; あ、え、ええっと〜」
ぴーす「・・・ええと。ど、どういたしましょう?」
猪名川「んー。まあ、ほっとき?」
ぴーす「え。で、でも・・・あの、はい。わ、分かりましたー」
へむ2「ああっ、そんな素直に納得を! 助けて誰か、ヘルプミー!!」
あずさ「やかましいっ!(−−メ いいからとっとと、来いっ!!」
* あ、うどんは同じく道頓堀の『道頓堀今井』で。んで、すっかりお腹もくちくなっちゃったのですが、でも『お土産物買わなきゃねー』とゆー名目で(ぉ、行ってきましたよサミー戎の『道頓堀極楽商店街』。
*
へむ2「ここで、大変残念な報告があるッ!!」
まるち「はぁ(^^;;;」
あずさ「ざまを見なさい(−− はい、終了」
へむ2「て、いやいやいやいやいや。俺、まだ何も言ってないし!」
猪名川「言わんでも分かるやろ。その言いだしやと」
ぴーす「そうですね。期待に反する事があったんだな、って、はい。すぐ分かると思います」
へむ2「や、まあ、そうなんですけど。でもほら、話には順序って物がネ?」
まるち「はぁ(^^; あの、はい。ええと。な、何かございましたか? ご主人様」
猪名川「・・・まるちは優しなあ。や、簡単に言うたら袴のねーちゃんがおるんは入り口のトコだけなんで、中入る必要全然無かったー、いう事やねんけどな?」
へむ2「俺のセリフ全部取った!?Σ( ̄ロ ̄;) うわ、何しやがる猪名川!!」
猪名川「や、下手にダンドリかましとるから台無しにしたろーかと。つか真面目な話、袴のねーちゃん見たかったら下で客引きしとるねーちゃん見とれば十分やしなあ、あそこ」
あずさ「それを知ってるんだったら先に言っときなさい、アンタも(−− まったく、無駄な入場料を(ぶつぶつ)」
へむ2「あ、いや。それは極楽商店街の名誉の為に言っておきますが、無駄になったのは俺らが腹一杯の状態であそこに行ったからで。腹空かせていけばいい所だと思いますよ? あそこ」
まるち「はい〜(^^; あの、色んなお店さんがございましたし〜」
あずさ「今回、無駄になったのは間違い無いでしょ(−− て言うか、お腹一杯なのにわざわざフードテーマパークに行ったアンタが悪い、って言ってるのよ。私は」
へむ2「やー。でも、冗談抜きでおみやも探したかったしなあ。いくら名目だけとは言え」
猪名川「ほんま名目だけやったもんな。おみや自体は上行く前に、とっくに目星付けとった訳やし」
あずさ「だから名目だけで動くなっ!(−−メ まったくもう・・・」
* いじょ。これにて大阪粉物紀行、無事しゅーりょー。大変美味しい旅で、おにーさんはとっても満足でございますー☆
*
へむ2「んー。やっぱ大阪はいいやなあ。たこ焼き一つとってみても、バラエティに富んだ美味しさがあるし」
あずさ「そうねぇ。今回は結局四軒で食べたけど。店が変わると全然味が変わるし。ちょっと、驚きよね」
へむ2「その点東京だと、それなりの店に行っても『ああ、たこ焼きだね』って味でしかないのがにんともこー。ま、でもとにかく。今回は良い胎教になりました、つー事で」
あずさ「・・・胎教?」
へむ2「胎教。あれ? 言うてなかったっけ? 今回は、生まれてくる子供に大阪の味を経験させとこー、とゆー」
あずさ「聞いてないわよ、そんなの(−− て言うか、お腹の赤ちゃんには分かんないでしょ、味」
へむ2「きっと何かが伝わると信じてる! てゆーかさー、音楽が伝わるんだから味だって伝わったって、いいじゃん」
まるち「はぁ(^^; あの、ええと。それは、あの、どうなのでしょうか〜?」
猪名川「ありえへん、いうんが正しい答えやろけどな、そら。まあでも、ええやん。味はさておき、雰囲気は伝わったて。きっと」
へむ2「うむ。そう信じて、ではぼちぼち新幹線の時間なので今日はここまでだ。今回は世話んなったな、猪名川」
猪名川「や、別にええて。それより、7月なったらそっち行くよって、よろしゅうなー」
へむ2「あいよー。じゃ、そーゆー事で」
あずさ「また7月にね。由宇」
猪名川「ん。まるちもぴーすも、元気でやりなー」
ぴーす「あ、はい! それでは、失礼します!!」
まるち「由宇さんも、どうぞお身体にはお気をつけてください(^^) それでは〜」
* そして新幹線乗って帰ってきたら、もう日付の変わるあたり、っと。あいあい、さすがに疲れたのでばたんきゅーするですよー。はい、さん、にぃ、いち。
* きゅう。